【三次確認訴訟】確認訴訟原告が報告的婚姻届の不受理処分について東京家裁に不服申立/2022年7月4日(月)

想田和弘さん(映画監督)と柏木規与子さん(映画プロデューサー)が、本日、弁護団を介し、報告的婚姻届の受理を千代田区に命じるよう求める申立てを東京家庭裁判所に対して行いました。
お二人は,昨年4月21日の東京地方裁判所の判決において,別姓のまま海外で結婚した婚姻関係が日本でも有効に成立していると判断されましたが,婚姻したことの報告のために本年6月13日に千代田区に提出した婚姻届は,受理されませんでした。お互いに生来の氏を尊重し,「夫婦が称する氏」を定めなかったためです。
このままでは、婚姻したことについて戸籍に記載されませんので、夫婦ではないと誤解され、あるいは、夫婦であると理解されない危険があります。
そこで、報告的婚姻届の受理を命じる審判を得るため(ひいては、戸籍への記載がされるため)、戸籍法に基づき、報告的婚姻届の不受理処分に対する不服申立をしました。

申立書(婚姻届受理)Web用

あわせて読みたい
朝日新聞デジタル
別姓の婚姻届、千代田区が2度目の不受理 不服として家裁に申し立て:朝日新聞デジタル  米国で別姓のまま結婚した婚姻関係が日本でも有効と認められた後、別姓の婚姻届を改めて東京都千代田区に提出し、不受理となったのは不服とし、映画監督の想田和弘さん(...
東京新聞 TOKYO Web
選択的夫婦別姓の実現へ「国民の声聞いて」 婚姻届を不受理とされた想田さん、柏木さん:東京新聞 TOKYO W... 夫婦別姓を希望し、東京都千代田区に婚姻届を不受理とされた映画監督の想田和弘さん(52)=岡山県瀬戸内市=と、妻で映画プロデューサーの柏...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!