弁護団長 榊原 富士子(さかきばら ふじこ)

このたび、第2次選択的夫婦別姓訴訟を提起しました。2015年の大法廷判決の直後から、弁護団では判決へのさまざまな論評や学者の評釈を勉強し、次の訴訟に向けて準備・研究を重ねてきました。そして、あらたに果敢な原告たちと出会い、あらたに疲れを知らない元気な弁護士らも加わり、再び裁判に挑むことができました。
ずっと裁判を応援し励ましをし続けてきてくださった方々に改めて感謝するとともに、勝訴に向けてさらに多くの方の力を貸していただけますように。裁判は厳正なものですが、楽しい瞬間や出会いがたくさんあります。ぜひ法廷にもいらっしゃって下さい。

副団長 竹下 博將(たけした ひろゆき)

選択的夫婦別姓制度が実現していないので困っている夫婦は少なくありませんが、導入されて困る夫婦はいません。導入されて困る子どももいません。夫婦別姓での法律婚を禁止して当事者を困らせる民法750条に憲法の裁きを!
事務局長 野口 敏彦(のぐち としひこ)

「名は体を表す」というように、個人や家族の「名前」は、個人の生き方や家族の在り方と直結しています。それは本来、他者(制度)が口出しすべきものではありません。未来は、自分たちの手で創り上げましょう。

事務局長 早坂 由起子(はやさか ゆきこ)

あきらめずに声をあげ続けることで、社会は確実に変わっていくと信じています。自分の氏名を大切に生きていくことが「あたりまえ」に認められる社会の実現に向けてがんばります。
飯岡 久美(いいおか くみ)
ご縁があって、別姓関係裁判の弁護団に初めて参加させていただくことになりました。選択的夫婦別姓について何かできることがあればと思っております。
木村 いずみ(きむら いずみ)
産まれてから何十年ずっと使ってきた氏は、私の一部です。この氏を変えるか、婚姻しないかを迫られることは苦痛です。自分の子どもにはそんな苦痛を味合わせたくありません。
折井 純(おりい じゅん)
2015年の大法廷判決では、5人の裁判官が民法750条は憲法24条に違反するという意見を示してくれて、勇気をもらいました。同姓でも別姓でも家族であることに変わりないはずです。多様な家族のカタチを認めてほしいと思います。
川見 未華(かわみ みはる)

社会も、家族の形も、国民の意識も、変化しています。多様な人の生き方や家族のあり方が、当然のこととして受け入れられる社会を目指して頑張ります。
橘高 真佐美(きったか まさみ)
姓は、家族の一体感に不可欠なものではありません。多様な家族の在り方が認められる寛容な社会の実現を目指して、みんなで声を上げていきましょう。
玄場 和子(げんば かずこ)
自己を表す氏名を自ら決定することができる社会は、一人ひとりの意思が尊重されている社会といえます。個人の意思が尊重されるという、とても自然なことが受容される社会を共に創っていきましょう!
塩生 朋子(しおいけ ともこ)
氏(姓)と名は一体のものとして、その人の人格と切り離せない大切なもの、その人の人生そのものです。様々な個人の意思・様々な夫婦の意思が尊重される社会の実現を目指して、もう一度がんばります!
芹澤 眞澄(せりざわ ますみ)

人々の考え方や意識は多様化しており、多様性を受容することは社会の発展の原動力です。選択的夫婦別氏制度は、氏のありかたに関する選択肢を増やそうというものであり、個人の尊重という人権の観点からも、女性活躍の推進という観点からも、国際的な視点からも、実現することが自然であると思います。
寺原 真希子(てらはら まきこ)

新たなメンバーが加わった弁護団で議論を重ね、今回の主張を組み立ててきました。もう一度日本の司法を信じて、また、個人の生き方が尊重される社会であることを信じて、違憲判決へ向かって突き進みます!
野曽原 悦子(のそはら えつこ)
これまで長年弁護士として活動する中で色々な家族に出会ってきました。そうした経験から、同姓を望まない夫婦にまで同姓を強制する現行法には合理性がないことを痛感しています。
渕上 陽子(ふちがみ ようこ)
夫婦のどちらかが(ほとんどが女性)姓を変えないと法律婚できないなんて、おかしいですよね!?パワーと明るさが弁護団の長所です。当事者の方々、そして支えてくださる皆様と一緒に、第2次訴訟を頑張りたいと思います。
山崎 新(やまざき あらた)

好きな言葉は「不退転」。一人一人にできることは小さくても、めげず諦めず何度でもチャレンジし続けることで時代は変わると信じています。今度こそ!の思いをみんなで共有しましょう。
川尻 恵理子(かわじり えりこ)
全て人は,個人として尊重されます。姓名も,多数決(民主主義)の問題ではなく,個人の尊厳(自由主義)の問題です。自分の姓を守りたいと思う人たちを尊重し,結婚したい人たちが誰でも結婚できる,海外では当たり前のことを,日本でも,必ず実現します。
溝田 紘子(みぞた ひろこ)
国民の意識が変わるとともに、法律も変えていく必要があります。様々な考え方のそれぞれが尊重される社会になってほしいです。今後の展開に注目してください。
三浦 徹也(みうら てつや)
様々な価値観が共存する社会において、人が自分らしく生きていくためには、自律的な選択ができることが重要です。多様な家族の在り方が尊重されるよう、選択的夫婦別姓制度の実現に向けて尽力したいと思います。
松田 亘平(まつだ こうへい)

私はこの問題の当事者であるという意識を持って別姓訴訟に参加しています。
現行民法では、法律婚をしようとするカップルは、婚姻後の氏を「協議」によって「選択」しなければいけません。この氏に関する「協議」「選択」が、婚姻の前後を問わず、パートナーとの関係性を毀損しうる過酷なものであることは周知のとおりです。
別氏のまま婚姻するという選択肢は必要不可欠です。最高裁の違憲判決を目指して、尽力してまいります。