「思い届かず・・・最高裁は『合憲』の決定」
みなさんこんにちは。別姓訴訟を支える会事務局です。
報道などでご存じかと思いますが、別姓での婚姻届の受理を求めた家事審判の特別抗告審で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は、夫婦別姓を認めない民法と戸籍法の規定は憲法に違反しない、とする決定を出しました。
こちらから全文が読めます。
時代の要請を無視した、残念すぎる判断でした。後日のメルマガで詳報します。
■ 弁護団コメント ━━━━━━・・・・・・
残念な結果でした。
しかし、ここからまた前進あるのみです。申立人も弁護団も支える会もめげていません。この裁判を応援してきてくださった全国のたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
多くの方の期待や励ましを、いつもひしひしと感じ、パワーに変えて裁判をすることができました。23日決定の中の4人の違憲意見は、私たちの請求に熱く熱く答えてくれました。こうした意見をのこしてくれた判事たちにも感謝です。
まだ国賠請求事件等、2次訴訟は続きます。改正が実現するまで頑張りましょう。
弁護団長・榊原富士子
■ 支える会コメント ━━━━━━・・・・・・
夫婦同姓の強制で実際に困っている人がいるのに、どうしてこのような判断になるのかいまだ理解できない私ですが、
これで引き下がってはならないと思います。
確認訴訟では外国での婚姻の届け出で法律婚の成立が認められたのですから、ポストコロナに向けて「海外法律婚ツアー」の企画も前向きに検討します。
とにかくまだまだ諦めるのは早い!しぶとく粘りましょう!!
代表・福沢恵子
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