☆別姓訴訟を支える会 メールマガジン☆第133号  2025年6月5日

みなさんこんにちは。
別姓訴訟を支える会事務局です。

国会では選択的夫婦別姓に関する法案が28年ぶりに審議入りしました!
喜ばしいことではありますが、歩み寄れない野党、まとまらない与党、いったいどれだけ待たせるのかとイライラさせられますね。

今国会では時間切れとなる可能性が高いようですが、参議院選挙も間近、この問題が争点のひとつになるよう、諦めず声を上げていきましょう!
ますます司法判断が重要な局面とも言えますので、私たちもさらにギアを上げて頑張ります。

■ 札幌地裁・第3回期日のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・

日時:2025年6月11日(水)10時30分~11時頃(予定)

場所:札幌地方裁判所 805号法廷(大法廷)
https://www.courts.go.jp/sapporo/about/syozai/sapporomain/index.html

【当日の流れ】

☆10時15分頃から、札幌地裁への入廷行動を行います。
おなじみの横断幕で裁判所前まで原告や弁護団が歩きますので、沿道で応援してください。
裁判所前で撮影可能です。

☆期日に先立ち、5月30日付で被告(国)から、原告の主張に対する反論を記載した準備書面(1)(1. 憲法13条違反について、2. 憲法14条違反について、3. 憲法24条1項違反について、4. 憲法24条2項違反について、5. 条約違反に関する原告からの求釈明について)が提出されました。
期日では、被告(国)からの反論を踏まえて、原告側より、次回期日以降どのような主張・立証を行うかを述べる予定です。

☆期日後は報告会を行います。
裁判所のすぐ近くですので、傍聴後ぜひお立ち寄りください。
お昼時ですので、軽食持ち込み可能です。
ゴミは各自お持ち帰りください。

時間:11時30分~12時30分

場所:北海道高等学校教職員センター4階大会議室(札幌市中央区大通西12丁目)
https://map.yahoo.co.jp/v2/place/Rj8KZDQHNnc

以下のリンクからライブ配信を視聴できます。
https://www.youtube.com/live/IgB_vA4qsEs

*期日報告会では、弁護団から、法廷でのやりとりや提出された書面についての解説、札幌訴訟原告からのコメント、旧姓(通称)の法制化・事実婚当事者の意識調査についての解説、質疑応答・意見交換を行う予定です。

6月の北海道はさわやかで最高のシーズンです。
ぜひお越しいただき、応援してください!!お待ちしております。

■ 【締め切り延長中!!】
「あなたの陳述書、裁判所に届け!動かせ!目指せ一万通大作戦!」━━━━━━━━━・・・・・・

たくさんの陳述書をご提出いただき、ありがとうございます!
まだまだ提出のご要望が寄せられており、裁判所への提出にももう少し時間があることから、現在も受付可能となっております。

「あ!忘れてた!」という方、まだ間に合います。

「時間がなくて慌てて書いてしまったけど、書き直して提出したい」という方、本文書き出しあたりに再送であることを明記していただければまったく問題ありません!

みなさまの生の声を引き続きお待ちしています!!

≪選択的夫婦別姓を求める陳述書 大募集!!≫

第3次選択的夫婦別姓訴訟弁護団では、選択的夫婦別姓を求めるみなさんからの声を裁判所に届けるため、陳述書を集めています。

「陳述書」と聞くとついハードルが高く感じてしまうのですが、日ごろの想いを自然体で書いていただいたものでまったくかまいません。
ぜひ書いてください。

一人ひとりの声は小さくとも、たくさん集まることで大波となり、裁判所を動かします!
動かすのはあなたです!

【対象者】 法律婚、事実婚、未婚を問わず、どなたでもご応募可能です!

【内容】 数行程度でもかまいません。最大4000字。
氏名は人格権であり、現在の民法が定める夫婦同氏強制制度は人権侵害! 
たくさんの声を裁判所に届けましょう。

【詳細】 以下のサイトをご参照ください。
サイトリンクにあるフォームから直接応募可能です。

あわせて読みたい
選択的夫婦別姓を求める陳述書 大募集! (締切延長 2025/7/31まで) 「あなたの陳述書 裁判所に届け!動かせ!目指せ一万通大作戦!」一人ひとりの声は小さくとも、たくさん集まることで大波となり、裁判所を動かします!動かすのはあな...

【締切】7月31日

【書き方のポイント】

日常的に不便である、困っているという説明だけでは、裁判官に事柄の深刻さ(人権問題であるということ)を分かってもらえない可能性があります。
裁判官は、この問題が人権問題であると認識すれば、憲法問題として考えてくれますが、困っているというだけでは対応してくれない可能性があるのです。
この問題が個人のアイデンティティや個人の尊厳の問題であること、つまり人権の問題であるということを、正面から書いていただければと思います。

また、「たまに」感じるだけでは、たいした喪失感ではないように裁判官に受け取られてしまう可能性があるので、役所、病院、銀行、子どもの学校、クレジットカード決済時、親族の集まり時などなど、戸籍姓での対応を迫られる場面は日常的に多々あり、
その度に、やるせなさや、やりきれなさだったり、不公平感だったり、諦めだったり、怒りだったり、絶望感だったり、色々な感情がわきあがり、それと日々なんとか折り合いをつけようとして生きている、でもつけられない、といったような、
アイデンティティの喪失感の日常性と、具体的にどんな感情が生じているのかが感じられるような記載があると伝わりやすいと思います。

さらに、例えば改姓による苦痛(職場で戸籍姓で呼ばれることによる苦痛)で心身のバランスを崩して職場も辞めたというような、喪失感の大きさが客観的にあらわれている記載も、分かりやすいのではないでしょうか。

このように、それが人権の問題であることを明示すると共に、ご自身の経験や思いについて、継続性・具体性・客観性があると、裁判官に人権の問題であることが伝わりやすいと思います。

【書き方の例】

陳述書例1(長いバージョン)
https://bessei.net/wp-content/uploads/2025/03/%E8%A8%98%E8%BC%89%E4%BE%8B1.pdf 

陳述書例2(中間バージョン)
https://drive.google.com/file/d/18whqEF_iC2oPUsacXHdLSlq6KdB0Snsl/view?usp=drive_link

陳述書例3(短いバージョン)
https://drive.google.com/file/d/1NHv2pTxtYNRs1q2_85z4JoNTTf_sXlFm/view?usp=drive_link

※ご質問などありましたら、遠慮なくこちらまでメールください。
bessei2018@gmail.com

■ 東京地裁・第5回期日のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・

日時:2025年9月1日(月)11時~

場所:東京地方裁判所 103号法廷(大法廷)

☆期日終了後、期日報告会を行う予定です。
詳細は追ってお知らせします。

☆第4回期日の動画はこちらにアップしています。
https://youtu.be/DTfY1y1FhX8

■ 支える会の連載公開中━━━━━━━━━━━━━━・・・・・・ 

別姓訴訟を支える会では「全国保険医団体連合会」が発行する「全国保険医新聞」という、主に医師・歯科医師向けの業界紙に連載を持っています。
原則、会員のみの限定公開なのですが、現在、連載部分を公開してくれていますので、ぜひご覧ください!!
https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/bessei_relay/

■ クラウドファンディングに引き続きご協力ください!! ━━━━━━━━━━・・・・・・ 

「夫婦別姓も選べる社会へ!訴訟」を支援するクラウドファンディングはおかげさまでファーストゴールを達成しました!
とはいえ、長い裁判期間、報告会の配信を継続し、イベント実施なども考え、セカンドゴールを設定しました。
セカンドゴールは1000万円です。
引き続きご協力いただければ幸いです。
訴訟中はいつでもご寄付いただけますので、よろしくお願いいたします。
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000131

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!