別姓訴訟を支える会事務局です。
みなさんこんにちは。別姓訴訟を支える会です。
前号に続き「第2次別姓訴訟を振り返って」をテーマに、別姓訴訟
今回は、支える会代表の福沢恵子さん、事務局メンバーの上田めぐ
関係者の振り返りシリーズは、今号で最後となります。
■「あとひと押し いずれ山は動く」━━━━━━・・・・・・
第2次別姓訴訟を振り返って思うことは、「時代は確実に動いてい
残念ながら最高裁の違憲判断は得られなかったとはいえ、想田さん
本来、最高裁は法律家としては「あがり」のポジションのはずであ
渡邉判事は自らも通称使用の弁護士ということもあり、法律家とし
(今更ではありますが、立法府が使えないから司法判断が必要なの
この4年で選択的夫婦別姓に対する社会的認識は飛躍的に進みまし
ごく普通の女性会社員や中高生たちの話題にもなるくらい大衆化が
とはいえ、まだまだ楽観は禁物で、この3月に「選択的夫婦別姓に
この調査は設問を意図的に変更している点など調査の基本的信頼性
反対勢力は家父長制的家族観を「家族のあるべき姿」と考え、それ
支える会代表 福沢恵子
■「あふれる情熱は、最終章へ続く!」━━━━━━・・・・・・
記念すべきメルマガ第1号の発行は2018年5月28日。
私は「歴史的瞬間をみなさんと一緒に迎えられるように、情熱を込
せっせとメルマガを発行したり、裁判の傍聴に通い、期日後には報
2018年に訴訟が始まってから4年。
私は妊娠、出産を経験し、人生のステージもずい分変化しました。
メルマガ作業に集中したくて、まとわりつく子どもを叱りつけたこ
「1996年に法制化されていたら、こんな活動する必要もないし
子どもが最近「べっせいふうふ!」と突然言い出しました。
誰も教えていないのに、どこからか言葉を覚えるのですね。不思議
夫婦2人ならなんとかなるように思っていた事実婚も、子どもを持
「べっせいふうふ」も「どうせいふうふ」も当たり前で差別のない
そして「母やったよ!!」と子どもに伝えたいです。
支える会事務局 上田めぐみ
■第2次別姓訴訟に関する書籍出版のお知らせ━━━━━━・・・
弁護団渾身の書籍が出版されました!
ぜひネットや書店でお求め下さい。
「夫婦同姓・別姓を選べる社会へ ~わかりやすいQ&Aから訴訟の裏側まで~」
榊原富士子・寺原真希子編著(恒春閣)1980円 https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4910899006/honnoinfo-22/
(Amazon紹介文を引用)
夫婦別姓訴訟の代理人弁護士らが夫婦同氏制をめぐる最新の議論や
豊富な統計、困っている当事者の声、通称使用の限界と混乱を示し
同姓・別姓を選べる社会に向けた必携の一冊!