☆別姓訴訟を支える会 メールマガジン☆第86号  2022年7月6日

メールマガジン

別姓訴訟を支える会事務局です。

みなさんこんにちは。別姓訴訟を支える会です。
前号に続き「第2次別姓訴訟を振り返って」をテーマに、別姓訴訟を支える会関係者のコメントを掲載します。

今回は、原告の高橋彩さん、水沢博司さんのコメントをご紹介します。

■「別姓での法律婚を目指して!」━━━━━━・・・・・・

何かしたいと考えていたところ、ちょうど原告席が巡ってきたので、直感に従い座ることにしました。

原告になったら陳述やメディア取材があり、そのたびに、直感の裏に隠された自分の思考をたどっていました。
それは、「結婚に際し同姓を強制されること、別姓のため事実婚でいることで、制度から排除されることは、私の尊厳が尊重されていない」ということだと思います。
自分事ではありますが、裁判を通し、自分だけのことではないこと、法律がいろいろな人にその効果を及ぼすこと、選択肢があって選択できることの大切さを知れたのは意味がありました。

この4年間、弁護団、支える会、別姓での婚姻を望む当事者と一緒に歩んできたと思います。ありがとうございます。
非当事者であっても傍聴席から応援してくれる人もおり、とても力になりました。
望む結果はまだ手にしていませんが、連れ合いと子どもと共に楽しく活動できました。

引き続き、元原告として当事者の1人として、取り組んでいきますので、これからもよろしくお願いします。

原告 高橋 彩

■「声をあげ続けていくこと」━━━━━━・・・・・・

この第2次訴訟に参加できたことが良かったと思っています。

これまで、“社会の中で小さくされた人”に関心をもってきました。
大学で障害について学び、今もそこに関係した仕事をしています。
いわゆる社会的少数者が権利を勝ちとっていく過程では、最初に声を上げる人々がいて、その人は大きな社会的バッシングを受けていると思います。
今では、当たり前となった車いす利用者の公共交通機関利用も最初は社会から非難の目で見られていたことを思い起こします。

今回の訴訟は、第1次訴訟で声を上げた方たちの道を引き継ぐ訴訟だったと考えています。
当時よりも、社会からの反応が良く(アンケートが示すように)、選挙の争点に挙げられるほど知名度が上がりました。

最高裁の個別意見が文字として残ったことも大切な一歩になったと思います。
同性婚もそうですが、いずれ選択的夫婦別姓が可能となり、誰もが憲法の定める通り、「2人の合意」の基で婚姻できる時代が来ると信じております。
後世の法学者、社会学者、市民が権利獲得の歴史として描くまで生きていたいなぁと思います。

最後に、支えていただいた弁護団の皆様、支える会の皆様、市民に感謝を申し上げたいと思います。

原告 水沢 博司

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